自分でiPhone 4Sのバッテリー交換。費用1610円、注文から2日後に完了!
iPhone 4Sを使い始めて約3年3ヶ月。特に1ヶ月くらい前からバッテリーの劣化が激しく、寝る前にメモリ解放して機内モードにしても朝起きたら残りのバッテリー容量が20%〜40%くらい減るようになってしまいました。
Amazonで価格とレビューを参考にiPhone 4S用バッテリー選び。
そこでバッテリーをamazonで購入して自分で交換することに決めました。Appleでの「保証対象外バッテリー修理サービス料金」だと9,072円(税込)もかかる上に、日にちも1週間くらいかかるということなので。
Amazonで「iPhone 4S バッテリー」で検索すると、あるわあるわ…。価格はもちろん、レビューも参考に選んだのが、iFactoryさんの「iFactory Apple iPhone 4s 専用 交換用バッテリー」です。2014年2月5日購入時で1,400円(税込・送料込)でした。
iFactory Apple iPhone 4s 専用 交換用バッテリー amazon.co.jp
iPhone 4Sのバッテリー交換に必要なツールセットも同時購入。
iPhone 4Sのバッテリー交換には専用のすごく小さい星形ドライバーと、やはりすごく小さいプラスドライバーなどが必要です。それらのドライバーとピンセットやテコなどのツールセットも購入しました。2014年2月5日購入時で210円(税込・送料込)でした。いくつかのショップが出品していましたが、私は「three-P」というショップで購入しました。
iPhone5/iPhone4/4S対応 iPhoneメンテナンスツールキット「iPhone Tools」[iPhone 分解 修理 工具] amazon.co.jp
注文から2日後に交換できた!
バッテリーも交換用ツールも注文から2日で届き、その日のうちに交換完了。あらかじめ他のブログを見ていたので、大体の容量は分かっていました。この記事用の写真を撮りながらの作業となりましたが、1時間以内でバッテリー交換できました。この記事を読みながらでも30分もあれば交換できると思います。やり方が分かってさえいれば5分でできるでしょう。
いざ、バッテリー交換!
1. 電源をOFFにし、SIMをはずしておく。
iPhone 4Sの右上のボタンを長押しして電源を切り、SIMをはずしておきましょう。
2. 裏面カバーをはずす。
星形ドライバーを使い、iPhone 4S下部のネジ2箇所をはずします。ネジはめちゃ小さいので、最近老眼はいってきた私にははっきり見えないので、感触が頼りでした。
ネジが外れたら、裏面のカバーを親指で上にグイッと押し上げます。写真くらいに押し上げると、あとは上に引っ張ると軽くはずれます。
3. 内部のネジ2箇所をはずす。
写真赤い丸の2箇所のネジをはずします。同じようなネジですが長さが違うので、もとに戻すときにわからなくならないように置いておきましょう。
4. 黒い金具をはずす。
写真の黒い金具をピンセットを使ってはずします。
5. 端子をはずす。
バッテリーに付いている端子をはずします。私はツールに付属していた大きい方のテコを使いました。下の方からかませて、テコの原理でゆっくりと押し上げてはずします。
6. バッテリーをはずす。
同じテコを使って、今度はバッテリーをはずします。バッテリーは両面テープで本体に貼り付けられているので、簡単にははずれませんでした。焦らずにゆっくりと力を入れ、押し上げていきます。
右側がはずれたら左側の透明フィルムを軽く上にひっぱり、本体から完全にはずします。
※オリジナルと購入したバッテリーの比較。
表面はほぼ同じ、裏面は少し違いました。今回購入したバッテリーは「10/2014」と製造年月らしきものが記載されていましたが、だとすると結構新しいものなんですね。
7. 新しいバッテリーを入れる。
購入した新しいバッテリーを本体に入れ、端子を接続します。オリジナルのバッテリーと同じように少し金具を折る必要がありました。
8. 逆順で元に戻して完了!
あとは下記のとおり、外した順序の逆順で元に戻していきます。黒い金具を戻すのが少しだけ難しいくらいで、ここまでできた人には楽勝です。
- 黒い金具を刺す。
- 本体内の2箇所のネジを締める。
- 裏面カバーをはめる。
- 裏面カバーのネジ2箇所を締める。
- SIMを刺す。
交換完了後にすること。
電源を入れます。私の購入したバッテリーは25%の残量がありましたが、ものによっては0%の可能性もあるので、充電ケーブルをさしながら電源を入れたほうがいいかもしれません。
バッテリー交換後は一度放電(残量0%に)してから100%まで充電した方がいいと聞いたので、そのとおりにしました。YouTube再生しっぱなしにして放電し、100%まで充電しました。
で、朝8:30から夜8:30までの約12時間、いつもよりヘビーに使って残り41%まで減りました。59%使ったということですね。感覚的には今までのバッテリーでは確実に倍以上は使っていたと思います。iPhone 4Sが新品のころを思い出しましたが、おおよそこれくらいの持続力だった気がします。
ただし、これで安心というわけではない!?
iFactory以外の「iPhone 4S 専用 交換用バッテリー」もそうですが、レビューの中には「最初は良かったが、あとから(一週間後、一ヶ月後など)ダメになった」というものもあるので、1〜2ヶ月くらいは油断できないと思います。
またその後のバッテリーの調子もここに追記していこうと思います。
【2015年6月1日追記】
1ヶ月くらい前からでしょうか…。恐れていたとおり、バッテリーの保ちが悪くなってきて、現在はほとんど交換前と変わらないレベルにまでなってしまいました。バッテリー保ちが良かったのは3ヶ月もなかったですね。